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それぞれの場所と賢治さんの作品とのかかわりを紹介しているよ。
詩「河原坊(山脚の黎明)」では、賢治さんが河原の坊で野宿した時の体験を詠んだものです。早池峰山に登った際に創作した4編の詩のうちのひとつです。
詩「花鳥図譜、八月、早池峰山巓」には、高山植物をむやみに採る人をいさめるような一文があります。
小田越登山口から登るコースは、他の登山コースに比べて、山頂までの距離が短く、傾斜もゆるやかなため人気があります。
大きな千両箱のような直方体の岩が立っており、ここで祈願すれば金運に恵まれるという言い伝えがあります。
視界の開けたハイマツ帯です。ハイマツの絨毯の中に、山の花々も可憐な姿をのぞかせてくれます。
小田越コースの最大の難所とされています。天狗の滑り岩と呼ばれる巨岩には鉄梯子がかけられており、垂直の壁を登るような急傾斜です。
付近には、稲によく似た貴重な植物・ナンブソモソモが群生しています。御田植場は、ナンブソモソモを供えて豊作を祈ったとされる場所です。
地獄の賽の河原にちなんだもので、今も功徳のために登山者によって積まれた石が見られます。
山頂直下にある岩穴で、この穴をくぐることで災厄を逃れると云われています。