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それぞれの場所と賢治さんの作品とのかかわりを紹介しているよ。
詩「北いっぱいの星ぞらに」は、岳集落から早池峰山の登山口・河原の坊に向かう山道で詠まれたものと考えられています。
童話「どんぐりと山猫」に登場する「笛ふきの滝」のモデルの滝だといわれています。現在は見られませんが、白い岩穴から水が飛び出す様を作品中では「笛ふき」と例えています。
詩「渓にて」で詠まれているのは、七折の滝付近で雷光に遭った時の情景だと云われています。早池峰山に登った際に創作した4編の詩のうちのひとつです。
詩「花鳥図譜、八月、早池峰山巓」には、高山植物をむやみに採る人をいさめるような一文があります。
早池峰山~中岳~鶏頭山を縦走するコースもあります。中岳の山頂からは、早池峰山や薬師岳などの雄大な眺めが楽しめます。
詩「北いっぱいの星ぞらに」は、岳集落から早池峰山の登山口・河原の坊に向かう山道で詠まれたものと考えられています。
河原の坊や小田越など、早池峰山南面の登山口に向かう途中に位置する集落です。明治の神仏分離令(1868年)や修験道廃止令(1872年)によって、岳妙泉寺にいた修験が定住し、早池峰山への参拝者を泊めたり、道案内をしたりしていました。
昔は、この場所で笠の緒を締めて登る準備をしたと云われている場所です。今も、笠詰不動と呼ばれる不動尊の像が立っています。
“俊敏な川魚でも、この滝をのぼることはできない”という名がつけられた滝。近くにある「青簾の滝」もその名の通り、青いすだれをかけたように見えます。
童話「どんぐりと山猫」に登場する「笛ふきの滝」のモデルの滝だといわれています。現在は見られませんが、白い岩穴から水が飛び出す様を作品中では「笛ふき」と例えています。
かつては滝の上部にある岩の穴を水が通り抜ける時に、笛のような音がしていたと云われています。台風や洪水で岩穴は壊れてしまい、今は笛の音を聞くことはできません。
詩「渓にて」で詠まれているのは、七折の滝付近で雷光に遭った時の情景だと云われています。早池峰山に登った際に創作した4編の詩のうちのひとつです。
鶏頭山の中腹にあり、幾重にも折れて滝壺に入ります。古書をたどると水が岩に当たって飛び出す様を“中空かけて虹をえがく”と表現した箇所もあり、景勝地として知られています。
鶏頭山の山頭部には、地蔵菩薩が立っています。この像が、いつ誰によって立てられたものなのかはわかっていません。
詩「花鳥図譜、八月、早池峰山巓」には、高山植物をむやみに採る人をいさめるような一文があります。
高山植物の宝庫である早池峰山。ハヤチネウスユキソウをはじめとした固有種や、早池峰山を南限とする北方の植物も数多く見られます。可憐な花々との出会いも登山を鮮やかに彩ってくれます。
内川目の田中神社と同じく、早池峰山の開山伝承に由来をもつ神社です。大同2年(807年)に、田中兵部成房が早池峰山頂に建立した社が始まりとされています。ご祭神は瀬織津姫命です。たびたびの火災に遭い、現在の建物は慶長17年(1612年)に建てられたものです。
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